スズメバチに刺されないための予防策は?刺されたときの対処法は?

スズメバチの名は、その大きさが「雀ほどもある」または「巣の模様が雀の模様に
似ている」ことに由来する。地方により「くまんばち(熊蜂)」と呼ばれたり、
巣の形より「かめばち」などの名がある。台湾語では、体と頭部の色のため、
「虎頭蜂」と呼ばれている。

スズメバチの特徴

スズメバチ(雀蜂、胡蜂)は、ハチ目スズメバチ科に属する昆虫のうち、スズメバチ亜科
(Vespinae)に属するものの総称。スズメバチ亜科は蜂のなかでも比較的大型の種が
おおく、性質はおおむね攻撃性がたかい。一匹の女王蜂を中心としたおおきな社会を
形成し、その防衛のために大型動物をも襲撃する。
また凶暴かつ好戦的で積極的に刺してくることも多いことで知られるが、これは巣を守る
ためで、何もせずとも襲ってくるように見えるのは、人間が巣のちかくにいることに
気づかないためである。スズメバチに刺され死亡する件数は、熊や毒蛇にかまれ死亡する
件数より上回る。
スズメバチは、狩りバチの仲間から進化したと見られており、ドロバチやアシナガバチと
ともにスズメバチ科に属する。そのスズメバチ科はアリ科、ミツバチ科とおなじハチ目に
含まれている。スズメバチは蜜蜂とならび、最も社会性を発達させた蜂であり、数万もの
育室をゆうするおおきな巣をつくる種もある。
アシナガバチなどとちがい、雄蜂はまったく働かず、女王蜂が健在のあいだはほかの蜂は
一切産卵しない。女王蜂をうしなった集団では、働き蜂による産卵もおこなわれるが、
生まれる蜂はすべて雄で、巣はとおからず廃絶する。

蜂に刺されないための予防策は?

スズメバチ類は巣や縄張りのつよい防衛行動をもつため、巣や縄張りから10m以内に
ちかづくと警戒行動をとり接近者の周囲を飛びまわる。一部は好戦的な性格であるため、
攻撃目的で刺してくることもある。ハチの接近に驚いて声高に騒いだり、はたき落そうと
したりするとかえってハチが興奮し危険度がます。興奮したオオスズメバチは非常に
好戦的であるがゆえに、それなりの覚悟は必要である。

スズメバチは巣にちかづいたり蜂とにらみあったりすると左右の大顎を噛みあわせ打ち
ならし、「カチカチ」という警戒音をだし威嚇してくることもある。

香水や黒い服もスズメバチを興奮させる恐れがある。香水には、しばしばスズメバチ類の
警報フェロモンとおなじ物質が含まれている。黒い服は、スズメバチ類がしばしば幼虫や
さなぎの捕食者として攻撃標的とされる。夏・秋に山や森にいく場合は香水や黒い服を
控えるべきである。
人をふくむ大型哺乳類の弱点は黒色部分(眼や耳孔など)である。
黒色あるいは暗色部分を識別することにより、攻撃行動を活発化させる行動特性を刺激
すると考えられている。

バーベキューなどアウトドアで飲食する場合には、飲みのこしや飲んでいる最中に一時
手を離し放置された清涼飲料水やアルコール飲料の缶内にスズメバチが潜りこみ、
ふたたび飲もうとするときなどに口などを刺される事故である。スズメバチは成虫の
活動に必要な糖分をもとめ、ビールや缶チューハイと呼ばれる一連のアルコール飲料や、
各種清涼飲料水に誘われるので飲まないときはクーラーボックスにしまう。飲みおわった
缶は水ですすぐ。缶入り飲料を避ける
などスズメバチを寄せづけないよう注意をはらう
必要がある。

屋内においてスズメバチが一匹飛びまわっている場合、むやみに手で振りはらったり直接
つよく握ったりしない限り、刺されることはまずない。人間のからだに接近し飛びまわる
のは興味本位な警戒行動である。攻撃にうつる可能性は非常に低いが、からだの大きさや
羽音に驚き手をだすことが蜂被害のおもな原因となっている。
ハエや蚊などのスプレー式殺虫剤で駆除することも可能だが、よわり息絶えるまでに
長時間かかるうえ、激しく飛びまわるので数秒間、あるでいどの距離(1-2m)をとり直接
数秒間噴霧した直後は室内を完全に締めきる。よわり動きが全くなくなるまで現場を離れる
ことで被害を大幅に避けることが可能。もし、襲ってきたら姿勢を低くする。スズメバチは
上下の動きが苦手なので刺される可能性が低くなる。
また蜂は毒針を上向きにし仰向けで死んでいることが多い。たとえ死体が腹部のみであって
もさわると反応し刺してくることがあるため、注意してあつかう必要がある。
スズメバチは花の香りの成分である2-フェニルエタノールをきらい避ける。

巣の駆除

防護服や装備を着用したうえ、夜間はちの活性が低下した状態で煙幕や強力な殺虫剤を
つかい巣ごと取りさる。経験のない一般人による巣の駆除はさけ、駆除専門の業者に依頼
する。巣がおおきいほど殺虫剤の必要量も多くなるため、特に、風通しがわるい場所では
人間側も殺虫剤を吸いすぎないように注意する。

刺されたときの対処法は?

ちかくに巣がありスズメバチの毒液のにおいに誘われて仲間のはちも集まってくる危険性が
あるので、まずはその場所からはなれ応急処置をおこなう。

・傷口をつよく絞ったり吸引器をもちいて毒液を体内から外にだす。このとき、口に傷が
あった場合、そこから毒が染みこむ可能性があるため、口で毒液を吸いだしてはいけない。

・傷口を冷やすためと毒液をだすため、流水ですすぐ。

刺されると直後から非常につよい痛み、数分後には患部の炎症と腫れ、体温の上昇などの
症状がおこる。またハチ毒のなかには神経毒の成分も含まれるため、一度に大量のはちに
刺されると麻痺がおき、やがて呼吸不全や心停止にいたる。刺された場合は、患部を冷やし
ながらできるだけ早く病院に行く。毒液が目にはいると最悪の場合、失明するおそれがある。
すぐに水で目をすすぎ病院で治療をうける必要がある。

以下の場合は、直ちに救急車などで病院へ向かう

・発疹、頭痛、気分がわるい、吐き気などの症状がでた場合や数十分以内に症状がでた場合。
・顔がほてり、目がかゆく、涙がでて目がイガイガし呼吸が苦しくなる場合。
・目を刺された場合。
・以前ハチに刺され、発疹や吐き気などの症状がでたものがふたたび刺された場合。
・たくさん刺された場合(首、頭、顔、心臓に近いところは特に注意)。
・刺された部分以外の皮膚にかゆい赤み、みみず腫れがでる場合。

アナフィラキシーショックとは?

アナフィラキシーとは、発症後、極めてみじかい時間のうちに全身性にアレルギー症状がでる
反応のこと。アナフィラキシーにより血圧の低下や意識障害などを引きおこし、場合に
よっては生命を脅かす危険な状態になること。
アナフィラキシーショックの症状は、気道の腫れのほかに全身のむくみや頭痛、下痢、嘔吐
などさまざま。最悪の場合は、尿を漏らし、手足に痙攣をおこし意識がなくなることも。
ハチに刺されたことによる死亡者のおおくは、刺されてから10分~15分のあいだに死亡して
いる。これはほとんどの場合、気道が腫れ、息ができなくなったことによる窒息死。

スズメバチが活発に活動するのは9月下旬〜10月上旬で、はちの数も警戒心も最もたかまる
時期。この時期に巣を駆除するのは大変危険!女王蜂が巣をつくりはじめた段階で駆除する
ことができれば、これから増えるであろう蜂をごっそり駆除できる。
アナフィラキシーショックという言葉は知っているが、実際にはちに刺されコワい思いを
しないと警戒や予防はしないと思う。

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