梅雨ってどうして漢字で梅の雨と書くの?2019年の梅雨明けは?

梅雨の語源は諸説ある。漢字の「梅雨」は「梅の実が熟れるころの雨」という説と黴(かび)が
生えやすいため「黴雨(ばいう)」から変化したという説がある。仮名の「つゆ」の語源は
「露が付きやすい」という説や栗の花が咲く時期から「栗花落」「墜栗花」(どちらも
「ついり」)となった説、梅の実が熟れてつぶれることから「潰ゆ」となった説などさまざま。
ちなみに「梅雨」を「つゆ」と読むようになったのは江戸時代からといわれている。

「梅雨明け」の定義方法

梅雨明けの定義方法もあくまで暫定的だが、以下のような方法がある。

・雨が2日以上つづいていた後
・梅雨前線が北上し、前日と本日が晴れ
・さらに週間天気予報で5日以上が晴れ(または一部くもり)

このような天気図が「梅雨明けしたと見られる」の基準になっている。
「梅雨明け」は沖縄では6月中旬~7月上旬、関東地方や近畿地方は7月中旬~8月初め、東北
地方で7月中旬~8月上旬くらいに発表されるのが一般的。梅雨明けの判断は「梅雨の晴れ間」
があったりし紛らわしいため、梅雨入りよりさらに難易度が増している。

なぜ、梅雨明けの判断は難しいのか?

梅雨で雨を降らしているのは梅雨前線の影響。梅雨前線とは北からくる「オホーツク海気団」
と南からくる「小笠原気団」という2つの湿った高気圧がぶつかりあっているラインのこと。
通常の雨雲は1000㎞範囲くらいのおおきさが一般的だが、梅雨で雨をふらす梅雨前線は100㎞
ほどの幅しかない。梅雨前線の南北の幅がほそいため、どこに梅雨前線がかかるかの判断が
気象庁のスーパーコンピューターをつかっても困難。

2つの高気圧が押しあっているため、力関係により梅雨前線は北上したり南下したりしさらに
予測を難解にしている。高気圧の影響で梅雨前線の両側は晴れている。梅雨前線がちょっと
ブレると雨の予報が晴れになったり、晴れのはずが雨になったりしてしまう。そのため、天気
予報が非常に難しいのだ。

梅雨時期の体調への影響は?

私たち人間のからだは知らないあいだに天候の影響を受けている。天気予報などでもお馴染み
の「気温」「気圧」「湿度」これらの変化は、人間のからだに影響を及ぼす原因でもある。
とくに梅雨時期は、季節のかわり目で雨がつづいたり、晴れと雨を頻繁にくりかえしたりと
日ごとの気圧の変化が激しいうえに、気温差もはげしい時期である。これが体におおきな負担
やストレスになる。

気象の変化が体調に影響をあたえることで何らかの症状を発症したり悪化させたりする病気を
「気象病」といい、気象病は天気の変化が発症のきっかけとなるため、別名「お天気病」とも
呼ばれている。

気象病になる仕組み

人間の体内では外部環境に左右されず内部の環境を一定に維持しようとする機能がそなわって
いる。そのため、天気の変化にあわせ、内部環境を一定にたもとうと必死にがんばるのだ。
このような内部維持機能のことを「ホメオスタシス」とよび、「自立神経」などがその役割を
になっている。あまりに外部環境の変化が急激であったり、体調をくずしていたりすると気象
の変化に体がついていけず、体調に異常をきたしたり、病気を発症してしまう。

症状

気象病の代表的な症状としては古傷の痛み、頭痛、関節リウマチ、神経痛、気管支喘息などが
ある。梅雨時期の症状としては、やる気がでない、手足が冷える、肩がこる、身体がだるい、
頭痛などがあげられる。気圧が低くなるとからだの組織がむくんだり、自律神経のバランスが
くずれるなどの変化がおこる。

気管支喘息のひとは気道がむくみ空気のとおりが悪くなったり、痰などがふえ、急激に呼吸が
苦しくなることが多くなるといわれている。むくんで膨張した組織に神経がふれることで
神経痛の原因になったり、手足の血行がわるくなる一方、脳の血流が増えるために、頭痛を
ひきおこすこともある。

気象病になりやすいひと

・車に酔いやすい
・のぼせやすい
・夕方になると集中力がなくなる
・寒暖差に弱い
・ストレスがあると眠れなくなる

3つ以上当てはまるひとはご注意

体調不良の改善方法

・温かいお風呂にゆっくりと入浴する
・ストレッチやマッサージで血行促進
・水分や塩分のとりすぎに注意
・服装に気をつけ体を冷やさない(温かいものを食べるのも効果的)
・適度な日光にあたる
・睡眠をよくとる

気象病の予防や改善には、気象の変化に負けない体づくりが大切

梅雨時期のカビ

高温多湿を好むカビ。雨のおおい梅雨時は冬の5〜6倍にもふえ、空気中をたくさんのカビの
胞子が浮遊している。カビは食べものだけではなく壁や床、衣類など気づけばいろいろな
場所に発生するもの。どれくらい健康に影響を及ぼすのだろうか?

花粉よりも吸いこみやすいカビの粒子

カビは花粉よりも粒子が細かいため口や鼻はもちろん、傷口や乾燥した皮膚などから侵入する
こともある。体内にはいると消化器や肺で炎症をおこしたり、皮膚炎になる可能性もある。
カビが人体にあたえる悪影響には、感染症とアレルギーの2種類がある。

カビが原因でおこる感染症には、カビそのものの感染による真菌性肺炎や水虫、カンジダ菌に
よる胃腸炎などがある。感染症は、疲れや皮膚の乾燥などで免疫が低下した状態でなければ、
それほど神経質にならなくてもよいそう。注意が必要なのは、カビによるアレルギー。

カビによるアレルギーには喘息やアトピーなどがある。こうしたアレルギー症状は、免疫に
関係なく健康な状態であっても起こりえる。子供がかかりやすいアレルギー性の病気をひき
おこす場合もあるので、カビが生えやすい梅雨時などは、特に注意してあげてください。

子供が注意したいカビによる病気のひとつに「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」と
いう病気がある。原因となるカビは、一般家庭にふつうに生えるもので吸いこむと気管支や
肺に炎症がおこり、喘息のようなアレルギー症状がでることがある。小学生から中学生くらい
から発生する可能性がある。

皮膚にも影響を及ぼすカビ。おむつかぶれやアトピーなどもカビが原因となることがある
そう。乾燥や炎症などで皮膚の免疫力が弱っているときは、カビが侵入しやすい状態でも
ある。弱った皮膚にカンジダやマラセチアというカビが侵入するとアレルギー炎症をおこし、
アトピーの原因になる。なかなか治らないおむつかぶれは、カンジダ性皮膚炎の可能性も
ある。

家庭でできるカビ対策

特にカビが生えやすいといわれる梅雨時、家庭ではどんなカビ対策をすればよいだろうか?

・除湿機などをつかい、部屋の湿度を50%前後にたもつ
・洗濯をするときは、殺菌効果もある漂白剤などを併用する
・クローゼットや押し入れは、定期的に換気する
・お風呂やキッチンなどの水回りは濡れたまま放置せず、ふく・換気するなどし乾燥させて
 おく
・布団は定期的に天日干しする。押し入れなどに収納したままの布団には、乾燥剤をつかう

生えてしまったカビはどう対処する?

生えたカビは、すみやかに除去することが大切。皮膚や食べものといった栄養と高温多湿の
環境が揃えば、どんどん繁殖するのがカビの特徴。根っこから殺菌できる塩素系洗剤が
効果的。
水回りのゴムパッキンやスポンジなども見落としがちなカビの発生ポイント。キッチン用の
塩素系漂白剤などでこまめに殺菌するよう心掛けよう。パンや肉などカビが生えやすい
食材は、できるだけ火をとおして食べるのも対策の一つ。

梅雨時期は、体調管理や洗濯の問題などに気をとられ、カビのことまで手がまわらない。
時間的余裕がないんだと思う。

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